
(Seoul=NSP NEWS) = LG電子(066570)がグローバル電子商取引企業のアマゾンとワイファイ(Wi-Fi)標準必需特許(Standard Essential Patents·SEP)のライセンス契約を締結した。
この契約でアマゾンはAIスピーカーALEXA、ファイアTVスティック、ファイアタブレットなどWi-Fi機能を搭載した機器にLG電子のWi-Fi標準特許の使用できる権利を確保した。
LG電子はアマゾンとの契約をきっかけにWi-Fi標準技術分野で技術リーダーシップを見直す傍ら、他のグローバル企業らとのライセンス交渉を通じてロイヤルティーの収益拡大を進めている。
標準必需特許は関連製品が国際標準を満たすために必ず当てはめるべきのコア技術に対する権利で、保有企業は該当産業全般の技術方向や事業仕組みに相当な影響力を持つことになる。
LG電子は通信・Wi-Fi・放送・コーデックなどでグローバルトップレベルの標準特許を持つていて、2025年上半期基準で国内外の登録特許は総9万7880件に達してこの中で相当数が標準特許に分類される。
OLED TV、洗濯機、冷蔵庫などの主力製品に当てはめられ特許技術はグローバル市場において製品競争力を裏付ける無形資産として働いている。
会社は6G移動通信、車両・機器間通信(V2X)、人工知能、量子コンピューティング、自動車電装など未来有望分野でも特許ポートフォリオを広げ、車両用ARナビゲーション技術で『2024特許技術賞』世宗大王賞を受賞するなどその技術力を認められた。
LG電子は2022年度定款に『知的財産権ライセンス業』を追加した後、特許ポートフォリオを基にして知識財産の収益化事業を本格化している。
ジョ・ヒゼLG電子IPセンタ長は「今度の契約はグローバル市場でLG電子のWi-Fi標準特許技術力を証明した事例だ」といい、「世界トップレベルの特許競争力を基にしてグローバル技術の革新に先立ち続けるつもりだ」と述べた。
ⓒNSP News Agency·NSP TV. All rights reserved. Prohibits using to train AI models.