(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = ハンファグループがシンガポールの浮遊式海洋設備専門製造業者であるダイナマック(Dynamac)ホールディングスの持分に対する公開買収に乗り出す。
ハンファエアロスペースとハンファオーシャンは、今回の公開買収を通じてシンガポール上場会社のダイナマック経営権を確保する計画だ。
ハンファエアロスペースとハンファオーシャンは、シンガポール現地の特殊目的法人(SPC)を通じて公開買収を行う予定だ。買収価格は1株当たり0.6シンガポールドル(約616ウォン)に設定した。
今回の公開買収のため、ハンファエアロスペースとハンファオーシャンは約6000億ウォン(持分100%確保時)を投資する計画だ。ハンファエアロスペースとハンファオーシャンは今年5月まで、すでに1158億ウォンを投資し、ダイナマックの持分25.4%を確保している。
ハンファが公開買収に成功するためには、ダイナマックの株式を50%より多く確保しなければならず、シンガポール競争当局の承認を得なければならない。
ダイナマックは1990年に設立された海洋プラント上部構造物専門会社で、シンガポール現地に2ヵ所の生産拠点を保有している。ダイナマックは今年上半期だけで約2666億ウォンの売上と約398億ウォンの純利益を上げ、利益率が15%に迫る。
今回の公開買収手続きはシンガポール証券取引所に公示後12日に始まり、12月中に最終的に終えられる予定だ。
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