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LGイノテック、車載通信部品市場に拍車…次世代デジタルキーソリューション開発

NSP NEWS AGENCY, By Seulgi Kim and Jeonghwa Choi, 2024-07-23 01:52 JPX7
#LGイノテック(011070)
NSP통신

(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = LGイノテックが2027年の次世代デジタルキーソリューション量産を目標に、車載通信部品市場攻略に拍車をかけている。

LGイノテックは22日、搭乗者の安全と利便性を大幅に強化した次世代デジタルキーソリューションを開発したと発表した。

この製品はアンテナや回路を搭載したデジタルキーモジュールだけでなく、デジタルキーを駆動するためのソフトウェアまで全て内蔵してパッケージ化した製品だ。これにより、車載通信部品市場の先取りに有利な立場を確保することができる。

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最近、カーシェアリングやレンタカーなどの車両共有産業が成長し、需要が急増している。グローバル市場調査機関パーシステンス・マーケット・リサーチによると、車載デジタルキー市場は2023年の30億1670万ドル(約4159億円)から、2033年には113億8130万ドル(約1兆5692億円)規模に4倍以上成長すると予測されている。

LGイノテックの次世代デジタルキーソリューションは、40年以上にわたる会社の卓越した無線通信技術力が集積された車載通信製品だ。

デジタルキーは無線通信技術で車両と接続されたスマートフォンを利用し、車の開閉やエンジンの稼働などができる次世代の自動車キーとして注目されている。車のキーを持ち歩く必要がなく、紛失の心配がないうえに、デジタルキーと接続されたスマートフォンがないとエンジンがかからないため、盗難のリスクも低い。

BLE(低消費電力Bluetooth)、NFC(10cm以内の近距離無線通信)およびUWB(超広帯域)などの近距離通信技術が全て搭載されている。UWBはBLEに比べて電波干渉を受けにくい広帯域幅の周波数を利用した無線通信技術だ。この技術はデジタルキーと接続されたスマートフォンの位置を正確に測定するのに重要な役割を果たす。さらに、会社が独自に開発したアルゴリズムが追加適用されており、スマートフォンの位置を10cm以内の誤差範囲で正確に探知する。業界最高水準の性能で、既存のデジタルキーの誤作動や不作動を著しく減らすことが期待されている。

LGイノテックのムン・ヒョクス代表は、「LGイノテックは卓越した無線通信の独自技術を基盤にした車載通信部品を電装部品事業の核心軸として育成していく」とし「差別的な顧客価値を提供する製品を継続的に提供し、グローバルな車載通信部品市場のリーダー企業としてのプレゼンスを確立していく」と述べた。

LGイノテックは2021年に車載用デジタルキーモジュールを初めて発売して以来、製品性能を継続的に高度化している。

LGイノテックは次世代デジタルキーソリューションの本格的な量産目標を2027年に設定し、グローバルな完成車メーカーを対象にプロモーションを積極的に進めている。

LGイノテックは次世代デジタルキーソリューションとともに、昨年開発した第2世代5G-V2X通信モジュールを前面に出して、車載通信部品市場の攻略に速度を上げている。最近、グローバルな完成車メーカーから5G-V2X通信モジュールの受注に成功するなど、今年だけでも車載通信モジュールの売上規模が昨年対比で4倍以上に拡大すると見込んでいる。

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