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(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = 今月末まで延長されていた空売り全面禁止措置が来年3月30日まで延長される。空売り電算システムを構築するためだ。

韓国金融委員会は13日、「2024年6月30日まで予定されていた空売り全面禁止を2025年3月30日まで延長する」と発表した。ただし、マーケットメーカーや流動性提供者など市場安定に影響を与えないとされる空売りは許可される。

昨年11月5日、金融委員会は金融監督院が大手グローバルIB会社による大規模な不正空売りの事例を発見したことで、空売り禁止措置を実施した。その後、政府や関連機関が空売り実態の調査を拡大し、空売り禁止前に発生した計2112億ウォンの無担保空売りの疑いが発覚、不法空売りを防止するための根本的な制度改善策を模索してきた。

これにより、来年3月末までネイキッドショートセリングを防止する空売りシステムの構築が計画されている。まず金融監督院がガイドラインを提示し、機関投資家が独自的にネイキッドショートセリングを事前に阻止する機関内残高管理システムが年内に準備できるよう支援・誘導していく方針だ。

また、韓国取引所が機関投資家の残高・店外取引情報の取引履歴を照合・点検する中央点検システム（NSDS）を来年3月末までに構築する予定だという。

金融委員会は「空売りシステムが構築されていない状況で空売りを再開すれば、大規模な不正空売りが再び発生するおそれがある」として「公正な価格形成を妨げるおそれを解消するため、2024年7月1日から2025年3月30日まで空売り禁止を延長することを決定した」と説明した。

By Seulgi Kim(kimslgijoo@nspna.com) and Soo-in Kang(sink606@nspna.com)

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