(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = サムスン電子が電子廃棄物の排出を減らし、顧客の修理費負担緩和に乗り出した。
サムスン電子サービスは3日、フォルダブルフォン(折りたたみスマートフォン)ディスプレーの単品修理を拡大し、ギャラクシーを使用する顧客へのサービス品質を向上させると発表した。
サムスン電子サービスのソン·ボンソプ代表取締役副社長は「差別化されたギャラクシーを提供するためにサービスを着実に強化している」とし「今後も環境と顧客を両方配慮したサービスで応えていく」と述べた。
ディスプレイの単品修理は、ディスプレイ部品やパネル枠、ケースなどを分解して必要な部品だけを交換する環境にやさしい修理方法だ。ディスプレイに取り付けられた部品を個別に分解しなければならないため、より高度化された専門装備、エンジニアのレベルの高い技術力が必要となる。
ディスプレイの単品修理はまだ使用できる部品を最大限残すことで部品交換を最小化するため、電子廃棄物の排出を減らす効果がある一方で、顧客は修理費を節約することができる。
サムスン電子サービスはスマートフォン機能の高度化とディスプレイ大型化の影響で、2019年に業界で初めてスマートフォンディスプレイ単品修理を導入、資源活用効率を高める一方で顧客の修理費負担は軽減してきた。
3日からは最新フォルダブルフォンであるギャラクシーZフリップ·フォールド5のディスプレイの単品修理を行うサービスをセンターを韓国全国13ヶ所から32ヶ所に拡大する。圏域別の主要サービスセンターが対象で、詳細な現況はサムスン電子サービスのホームページやブログで確認できる。
ギャラクシーZフリップ·フォールド5ディスプレイを単品修理すれば▲ディスプレイに付着した部品分解▲交換した部品付着および硬化など追加作業が必要となるため、修理時間が最大1時間増える。しかし、修理費は最大36%まで減らすことができる。
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