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CJ大韓通運、液化水素輸送事業を本格化…水素物流を先取り

NSP NEWS AGENCY, By Seulgi Kim and Ae-kyoung Jung, 2024-05-09 15:35 JPX7
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NSP통신-CJ大韓通運の液化水素タンクトレーラーがSKE&S仁川水素プラントで生産された液化水素を輸送している。(写真=CJ大韓通運)
CJ大韓通運の液化水素タンクトレーラーがSKE&S仁川水素プラントで生産された液化水素を輸送している。(写真=CJ大韓通運)

(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = CJ大韓通運が液化水素運送事業を本格化する。

9日、CJ大韓通運はSKE&Sが仁川液化水素プラントを竣工し、液化水素輸送事業も本格化することを発表した。

仁川液化水素プラントは1日90トン、年間3万トンの液化水素が生産できる世界最大規模の施設だ。CJ大韓通運はここで生産された液化水素を韓国全国に輸送することを担当する。

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CJ大韓通運は、SKE&Sの仁川液化水素プラントで生産された液化水素を専用の特殊タンクトレーラーに載せ、全国各地の水素ステーションに輸送する予定だ。現在、水素ステーションはは仁川、加佐など6ヵ所にあり、バスなどの水素自動車が水素を充電する。

液化水素ステーションは今後、全国40ヵ所まで拡大する予定で、CJ大韓通運はこれに歩調を合わせてタンクトレーラー車両を追加で投入する方針だ。

液化水素は、常温では気体で存在する水素を氷点下253度の極低温状態に冷却することで液体化した水素だ。気体水素に対して体積が800分の1、1回の輸送量は約10倍水準で、大容量保存·運送に有利だ。さらに、低圧で輸送できるため安全性が高く、充電スピードも早いため充電待機時間が短くなるという強みがある。

CJ大韓通運は「水素エコシステムの革新エネルギー源を扱う水素物流という新しい領域を開拓し、先取りしたということに意味がある」と説明した。

これに先立ってCJ大韓通運は昨年6月、気体水素輸送事業に乗り出しており、今回の液化水素輸送事業の本格化で気体と液体を網羅し、水素物流全般へと事業領域を拡大することになった。

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