(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = 2023年、韓国の経済は1.4%成長した。これは、新型コロナウイルスに直撃された2020年以降の最低値である。実質国民総所得(GNI)は3.7%増加した。
韓国銀行が発表した「2023年第3四半期及び年間国民所得」によると、2023年、韓国の実質国内総生産(GDP)は前年比1.4%成長した。
支出項目別では、建設投資と設備投資が増加に転じたが、民間消費、政府消費、輸出及び輸入の増加幅が縮小した。民間消費は2022年の4.1%から2023年には1.8%に、同じ期間に政府消費は4.0%から1.4%に減少した。輸出は3.4%から3.1%に減少した。
2023年の名目GDPは2236兆3000億ウォン(252兆1621億円)で、前年比3.4%成長した。また、米ドルベースでは前年比2.4%成長した1兆7131億ドルを記録した。
名目国民総所得(GNI)は、名目国外純収入の増加により、名目GDP成長率(3.4%)よりも高い3.9%増加した。1人当たりGNIは4405万1000ウォン(496万9000円)で、前年比3.7%増加し、米ドルベースでは3万3745ドルで、前年比2.6%増加した。
総貯蓄率は33.3%で前年比0.8ポイント減少し、国内総投資率は前年比1.1ポイント減少した31.6%を記録した。
韓国銀行は「内需成長の鈍化は、消費貢献度が低下した影響」と述べ、「民間消費の回復傾向が遅れると予想される」と話した。
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