サムスン電子、業界最先端の12ナノ級DRAM量産
(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = SKハイニックスは1秒当たり9.6Gb(ギガビット)のデータが伝送できる現存最高速のモバイル用DRAM「LPDDR5T(Low Power Double Data Rate 5 Turbo)」の16GB(ギガバイト)パッケージを供給し始めた。
SKハイニックスは「歴代最高速度が具現されたLPDDR5Tはスマートフォンの性能を極大化できる最適のメモリー」として「当社は今後この製品の活用範囲を広げモバイルDRAMの世代交替を導く」と強調した。
LPDDR5T 16GBパッケージは、国際半導体標準化機構(JEDEC)が定めた最低電圧基準範囲である1.01~1.12V(ボルト)で作動する。また、同パッケージのデータ処理速度は1秒当たり77GBで、これはFHD(Full-HD)級の映画15本を1秒で処理する水準だ。
最近、同社はこの製品をグローバルスマートフォンメーカーのVivoに納品し始めた。Vivoは同日、自社の最新フラッグシップ(Flagship)スマートフォンであるX100とX100プロ(Pro)にSKハイニックスの最新メモリーパッケージを搭載して発売すると発表した。
このスマートフォンにはLPDDR5Tと共にメディアテック(Media Tek)の最上位モバイルAP製品であるディメンシティ(Dimensity)9300が搭載された。
ⓒNSP News Agency·NSP TV. All rights reserved.