(Seoul=NSP通信) minjung kim Journalist = 全国事務金融サービス労働組合と全国事務金融労働組合連盟は11日午後、ソウル市ヨイドの金融監督院前で記者会見を開き、日系Jトラスト(TRUST)と中国系私募ファンド「バンカーストリート(BankerStreet)」に対して、JT貯蓄銀行とJTキャピタル(capital)の売却交渉を直ちに中断するよう求めた。
記者会見でイ・ジンハンJT貯蓄銀行支会長は「3月31日、JTトラストグループはVI金融投資へのJT貯蓄銀行売却が金融当局の承認を得られず決裂したと公示したが、その後、4月4日にJT貯蓄銀行とJTキャピタルをVI金融投資として同時売却すると発表した」と述べた
続いて「これはJTキャピタルを優先的に買収し、JT貯蓄銀行を迂回して買収する方式の便法的な取引とみられる」とし「これは韓国の金融当局と金融会社をこれほど愚弄するものだ」と怒りをあらわにした。
これと共にキム・サンスJTキャピタル支部の支部長は、「今回の売却について金融委員会と政府当局が黙認すれば、国内金融会社は海外の私募ファンドに格好の餌食になる」と懸念し、「金融当局は今回の売買について即刻の措置とともに、海外投機資本による国内金融会社売買関連の無差別的な狩りを防ぐ制度的装置を直ちに設けるべきだ」と促した。
VI金融投資は、香港系私募ファンド(PEF)の運用会社であるバンカーストリート・プライベート・エクイティ(PrivateEquity)が、ハイ資産運用とハイ投資先物を買収して設立した金融会社だ。
NSP通信 minjung kim Journalist alswjd5176@nspna.com
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